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【翻訳】モンゴルのネオナチ集団「ツァガーン・カス」

 

en.wikipedia.org

Tsagaan khas(白い鉤十字という意味)、別名:Dayar Mongolは、モンゴルのネオナチ組織。3000人のメンバーがいると主張しているが、この主張は怪しい。異なるソースによれば実際のメンバーは”1000人以上”である。2013年のロイターの情報によると、彼らは”100人と少しのメンバー”しか有していない。モンゴルの歴史家Nyam Puruvは、2009年時点で本グループのメンバー数は実際には数十人であると推定した。

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本グループの2008年のモンゴル立法選挙での得票率は1%以下である。

本グループは、モンゴルが市場経済に移行し、伝統的遊牧生活様式が実行困難になる過渡期である1990年に、経済格差の拡大を背景に、Ariunbold Altankhuumによって組織された。

Altankhuumによれば”我々がこのような活動を開始したのは、現在のモンゴルの情勢が1939年のそれに似ており、また、その時期にヒトラーの活動が彼の国を強大にしたからだ”と述べており、また、彼はフランシスコ・フランコジンギスカンへの肯定的見解を表明している。

本グループの共同設立者である、通称”Big brother”は次のように述べている。

ヒトラーは我々が尊敬する人物だった。彼は我々に、伝統的アイデンティティを守る方法を教えてくれた””我々は彼の過激思想と、WW2を開始した事については賛同しません””我々は彼の全ての虐殺行為に対し、賛同していませんが、イデオロギーは支持します””我々はファシズムではなく(rather than)ナショナリズムを支持します”

 

本グループのメンバーはナチスの服装(親衛隊のものなど)を身にまとい、ナチス式敬礼、ナチスの鷹の意匠、鍵十字などを使用する。

彼らはナチスの意匠を使用する事を、鍵十字マークの起源がアジアにある事を理由に正当化している。

Big brotherは、本グループが犯罪を促進するものではなく、メンバーシップからは”犯罪的要素(Criminal elements)”を排除していると主張し、また、それと関連し、全てのメンバーによい教育を受けさせる必要があるとしている。

彼は、本グループはモンゴル国内の他のウルトラナショナリストのグループと密接に連帯していると主張する。

グループのリーダーの一人はインテリアデザイナーである。

 

本グループの特徴は、過激な反・中国思想と、反・異人種間結婚の主張であり、支持者の一人は次のように述べている。

”我々は、我々のネーションの血の純粋性への確信を持たねばならない。それは我々の独立性について…もし我々が中国人との混交を開始したならば、中国人はゆっくりと我々を同化させてゆく(Swallow up)だろう。モンゴル社会は裕福ではない。外国人は大量の金と共に我が国へ来て、我が国の女性を強く"take"し始めるだろう”

 

彼らは、異人種間カップル、移民、売春婦、LGBTコミュニティへの暴力の助長(Including by promotion of violence)をしていると告発されている。

彼らは中国人男性と関係を持った女性達の髪を剃り、時には額にタトゥーを彫るなどしている。

 

このような、本グループ等にみられる、モンゴル人の、在モンゴル中国人への態度は、中国をモンゴルの脅威であるとし、モンゴルからの忠誠を獲得するためにソビエト連邦がおこなった政策をトレースしたものと考えられる。中ソ対立の際、モンゴル人民党ソビエト連邦をあらゆる面で支持した。

 

2013年、彼らは党の活動の対象を、モンゴルにおける鉱害問題に移そうとした。彼らは鉱業の現場に現れ、現場の人間に、自らが用意した書類を見る事を強要し、彼らの態度(managed)が気に入らなければ妨害行為に出た。Altankhuumが主張するところによると、これらは、モンゴル官庁が外国の鉱業企業に対して十分に果たせなかった役割を満たすための活動である。彼らは鉱業事業に対し、土壌汚染を調べるための土壌サンプルの提供を要求する。ロイターの取材において、Altankhuumは”我々の目的は、路上で外国人と戦う事から、外国の鉱業企業と戦う事にかわった”と述べた。

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【翻訳】犬にナチス式敬礼をさせるジョーク動画を作った男が逮捕

ペットの犬がナチス式敬礼をする動画をYoutubeに公開した男が、ヘイトクライムをはたらいたとして有罪判決を受けた。

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Mark Meechan(30)は、彼のガールフレンドのペットのパグ「Buddha」が、「Gas the Jew」「Sieg heil(ジークハイル)」という声に反応して前足を上げる様子を撮影した。

youtu.be

↑ 2:00からナチス式敬礼

 

この動画がヘイトクライムであるとの通報を受けた警察により彼は逮捕された。当該動画はYoutubeで三百万回以上再生された。

 

―ひどくオフェンシブ

 

Lanarkshire州Coatbridge在住のMeechanはAirdrie Sheriff裁判所での裁判に訪れ、自身が正しくない行いをしたとの旨を否定した。

 

彼は、2016年4月に投稿された当該動画は、彼のガールフレンドであるSuzanne Kellyを困らせるために作ったと主張した。

 

しかしDerek O'Carroll保安官は、彼がYoutubeおよびソーシャルメディアに投稿した当該動画は、ひどくオフェンシブかつ、反ユダヤ主義的・人種差別的・宗教的偏見を助長するものであるため通信法に抵触するとし、有罪と判断した。

Derek O'Carroll保安官は法廷で、Meechan被告はガールフレンドを困らせるためにのみこの”反ユダヤ的”動画を投稿したのではなく、被告がYoutube上に公開している他の動画へのアクセスを促すために投稿したものと裁定し、次のように述べた。

”私の見解では、当該動画はひどくオフェンシブであるという判断が合理的帰結である”

”ユーモラスな動画”という表現は魔法の杖ではない”

”この裁判所は表現の自由の考慮に取り組んでいる”

”しかし表現の自由の権利は責任を伴う”

 

Meechan被告の弁護人は、英国の極右団体「イングランド防衛同盟」の前リーダー・Tommy Robinson氏だった。

 

―知的かつはっきりした人

 

O'Carroll保安官は、Meechan被告は”明らかに言うまでもなく知的かつはっきりした人だった”と述べ、加えて、”被告人は当該動画が攻撃的である事、なぜ攻撃的であるかという事を知っていた””にもかかわらず被告人は反ユダヤ主義を含むコンテンツを作り、かつ被告人は当該動画が多くのユダヤ人にとってひどく攻撃的である事を恐らく知っていた”と述べた。

 

被告弁護人Ross Brownは、被告人は仲間内の小さなグループに見られる事を想定して当該動画を作ったと述べ、加えて”当該動画はウイルスによってリークされた”とし、”その後、誤解を解くための動画を公開した被告を追及したスコットランド警察は誤っていた”と述べた。

加えて”被告のガールフレンドは、被告からいかなる反ユダヤ主義的主張を聞き及んだ事がない””被告人は寛容でリベラル的スタンスを持っている””被告のガールフレンドは、当該動画は被告のユーモアの一例に過ぎないとの見解に疑いを持っていない”と述べた。

 

―有名なサポート

 

法廷にて被告弁護人Ross Brownは、”Gas the Jew”というフレーズがビデオ全体の文脈から切り離されて注目される事は不当である”とし、ユダヤ人コメディアンのDavid Baddielは被告のサポートを表明し、被告が放免されるべきであるとの旨を表明していると述べ、加えて”恐らく当該動画が全ての人の趣向に適わない事は理解できる””恐らく当該動画の中に風刺性か面白さを見出せる人もいる””裁判所は被告に無罪判決を出し、今が2018年であって1984年ではないと示すべき”と述べた。

 

Prosecutors had earlier asked for Meechan to be convicted and branded the video "an odious criminal act that was dressed up to look like a joke."

先立って検察は、当該動画は”ジョークに見せかけた、憎むべき犯罪行為”であると判断(branded)し、有罪を求めた。

判決後、コメディアンのRicky GervaisはTwitterにて本件に次のようにコメントした。

”イギリスの法廷で、ある男性が「非常に不快」と判断されたジョークで有罪判決を受けた””貴方が「とても不快」だと思う事を言う個人の権利を信じないならば、貴方は言論の自由を信じていない事になる”

 

 

 

 

 

1930年代にチベット民主化を試みて眼球をくりぬかれた官僚「ドルジェ・ツェギャル」

Lhasa:Streets with memories」には、1934年、チベット民主化しようとして眼球をくりぬかれた「Lungshar Dorje Tsegyal」という官僚の話が紹介されている。

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貴族階級の家に生まれたLungshar Dorje Tsegyal(1880-1938)は、官僚として主にイギリスと協力し、軍の近代化をはじめ、様々な改革を試みた。

彼は、チベットからヨーロッパへと産業技術を学ぶために派遣されていた若者達を監督するため、イギリスをはじめとしたヨーロッパ各国を周遊する過程で、チベットに民主制をもたらす事を目指すようになる。しかし彼は政敵が多かった。

 

チベットロシア帝国・大清帝国大英帝国の勢力争いの主戦場とされていたグレートゲームの時代を生きたダライラマ13世は、近代化に賛成の立場であり、為政階級の反発を受けながら数々の改革を実行していた。同じく改革派のLungsharを重用していた彼は、1929年に逝去。打って変わって、保守的な立場を取る為政階級に国の主導権が移ったため、ここでチベット近代化の可能性は潰える。

グレートゲームでより明確となったチベットの立地の脆弱性に対し、ダライラマ13世は近代化をもっての対処を試みていたが、一方、多くの為政階級は一切の改革および外界(中華民国、イギリス)との交流を拒否する事での対処を、恐らくは現実を認識する事の拒否と既得権益の保守を試みていた。

 

ヒンデンブルクが死亡しヒトラーが総統になり、スターリンが大粛清を開始し、中国の各軍閥は強い自治権を持ちながら蒋介石面従腹背しており、毛沢東が長征を開始する1934年。

ある日、Lungsharは同士を集め、民主主義者から成る秘密結社「Kyicho Kuntun」を組織した。

しかし保守派の政敵達はそれを嗅ぎ付け、Lungsharに「ダライラマ14世の暗殺とチベットの共産化を企てた」との嫌疑をかける。

なぜ共産化が糾弾の道具に用いられたかというと、当時のチベットの為政階級の間には、無神論を標榜するソ連の侵略を受け、武力をもって国教たるチベット仏教を弾圧されたモンゴルの二の舞を踏む事への警戒心があった。

結局、多数の為政階級の意向で、Lungsharは仲間ともども処刑されてしまう。チベット政府は仏教の「不殺生」を刑罰においても遵守しており、死刑に相当する罪であっても、手脚などを奪うだけで済ませていたという。例に漏れずLungsharもそうだったが、彼は最も重い量刑を課され、手脚ではなく眼球を奪われる事になった。

英文をうまく理解できなかったのだが、施術方法はどうやら、ヤクの骨をこめかみに皮ひもで固定し、それをきつく締めあげる事で眼球を飛び出させるというものだったようだ。しかし、眼球を奪う罰は滅多に執行されないため、執行人である不可触階級「Ragyaba」も、この施術方法は親から伝え聞いた事があるだけで経験がなく、片方の目しか飛び出ないという失敗を犯してしまう。

仕方なく、茹でた油?を、からっぽになった眼窩に注いで消毒した後、もう片方の目はナイフで損傷して潰したとのこと。一応、麻酔として、酒?でLungsharを酩酊させる事が試みられたのだが、効果はなかったらしい。5年後の1939年、WW2が勃発する中、ラサで逝去。1950年から翌年にかけ、中華人民共和国チベット併合が完了。1966年から1967年にかけ、かつてモンゴルで起こった事が、文化大革命によりチベットで現実のものとなる。

 

ちなみにLungsharの没年にチベット人学生らにより「the Tibetan Democratic Youth League」という共産主義団体が結成された。日中戦争中に国民党に対しゲリラ戦を展開し、ソ連中国共産党インド共産党に、チベットでの共産革命蜂起の支援を求めるなど精力的に活動していた。彼らについては「A Tibetan Revolutionary」という本が出ている

 

Lungsharの子孫は官職に就く事を禁止され、よって息子の官僚Lhaluは失業したが、多額の賄賂によってふたたび官職に就き、1946年に閣僚になり、中国による併合後にはチベット自治区幹部となるが、チベット人による反乱を主導し逮捕、特赦後にまた中国政府の幹部になった。彼の子息もまた中国政府の官僚である。

 

結局、ロシア帝国と大清帝国の崩壊後、中華民国軍閥対立と日本の脅威により混乱を極めるという、グレートゲーム後の小休止の時間に、チベットはネパール・ブータン・シッキムのようにイギリスの支配下に置かれる事も選ばず、中華民国にも協力せず、偏執的ともいえる保守主義の立場を取り、ほどなくして中華人民共和国に飲み込まれてしまう。

近代化を唱える者と、変化を拒む宗教的な者という、近代に珍しくない対立構造はチベットにもあったのだった。Lungsharが監督していた留学団は、身に着けた技術を帰国後に母国で活かす過程で、保守的な官僚、そして庶民に様々な妨害を受けたという。たとえば鉱業を学んだKhyenrab Kunzang Mondoは「採掘のせいで霊が怒って農業に被害が出た」との訴えを受けて鉱業をやめ、高度な軍事訓練を受けたSonam Gonpa Gongkarは何らかの政治的理由で左遷された。

多田等観が帰国の前日、ダライラマ13世に更なる近代化を勧める旨助言すると「急いで本来の精神文化を無くすことになってはいけない。外国への留学生が成果を持ち帰るのを待っている」と答えたというが、結局彼らはなんら活動の機会を与えられなかった。

 

当時のチベットは、為政階級の人々が複数の派閥を形成し、互いに激しくせめぎ合っていた。Lungsharは急進派の筆頭として、閣僚の終身制を投票による四年任期制にする法案を提出するなど数々の改革を実施して人気を集めていたが、軍の近代化などのための多額の予算請求によって為政階級たる貴族・僧侶たちの収入は減少していた。これも政敵を増やす要因となった。

ちなみに、ダライラマ13世は、チベット近代化のために3人の人間に20年間のエリート教育を施す計画を実施しており、Lungsharはその内の一人だった。ほかの二人であるTsarongとKunbellaも、Lungshar同様に、ダライラマ側近のうち、近代化に反対する派閥による攻撃を受けていた。

虚偽の陰謀をでっち上げて眼球を奪われたLungsharだが、それ以前に、Lungshar自身も、「Kunbellaダライラマ13世を暗殺した」と主張して彼を国外追放に追いやっている。

 

韓国から北朝鮮に移住し、北朝鮮政府をネタにして殺された左翼芸人・申不出

申不出(しん・ぶるちゅる、1905年3月5日~1976年?)は、有名な漫談家

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キョンギ道・ケソン市という、現在は板門店の近くに位置する街で誕生。

「不出」という芸名は、日本統治時代につけたもので、「このような暗い時代に産まれてはならない」という意味。

1920年代に日本に留学し、演劇俳優と劇作家の勉強をする。

1931年に「東が明ける」という劇のラストシーンの台詞を改変し、日本による植民を批判し、独立を願う旨の発言をしたため警察に連行された。これが彼のキャリアで日本警察に弾圧を受けた最初の経験である。

これをきっかけに、政治に関する漫談を主な活動とする。戦争が本格化して活動が難しくなるまでの間、大きな人気を集め、その頃に共産主義に触れる。

ちなみに彼は同化政策に抵抗するため、創氏改名でデタラメな名前をつけた。その一つは「江原野原(えはらのはら)」という名前で、もう一つは「玄田牛一(げんだぎゅういち)」である。「玄田牛一」は日本の被差別部落民が強制されがちな名前で、縦読みすると「畜生」になる。しかし申は単に、朝鮮で良く知られていた、日本人が失敗した時などに発する「畜生(ちくしょう)」という言葉に引っ掛けただけだと思われる。ちなみに過去に日本に占領されていたアジアの各地域では「バンザイ」「チクショー」「ビンタ」「バカヤロー」などの語彙は、日本語教育を受けていない現地人の間でもよく知られる事が多かった。

時を経て1945年に終戦を迎え、米軍軍政下の韓国において活動を再開。韓国内の、主に左翼的なクリエーターから構成される「朝鮮映画同盟」という同業者組織に加盟する。この団体は間もなくして幹部の多くが「越北」(えっぽく、「脱北」の逆で、共産主義者などが韓国から北朝鮮密入国して移住する事)したために消滅したが、のちに申不出もやはり越北者の一人となる。

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韓国には「6・10マンセー運動」という有名な事件があり、これは、日本統治下の朝鮮において、大韓帝国第2代皇帝・純宗の葬式の最中、朝鮮の共産主義者民族主義者が結託し、マンセー(万歳)をする、民族独立と日本植民地支配への抵抗を促すビラをまくなどの行為に出た有名な事件である。

その20周年を記念するイベントで申は米軍を批判する内容の漫談をおこない、家に帰ると親米右派団体「民主青年同盟」のメンバーらに銃撃され、左肩と胴体に合計三発の銃傷を負う。

病院で一命をとりとめた申だが、米軍は彼に対し、連合国を誹謗したなどの罪で罰金2万ウォンと懲役一年を宣告する。

日本の次は、アメリカ人と韓国人に弾圧されるかたちになり、北朝鮮に活動の場を求めた彼は、出所後に越北した。

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2002年の韓国ドラマ「野人時代」にて、申を演じる俳優

北朝鮮で彼は、朝鮮戦争の際に宣撫放送(韓国兵および占領地の韓国人の戦意を減滅させる、投降を促す、北朝鮮に親近感を抱かせる)に従事。李承晩を批判するネタをしていたらしい。

彼は有能な演劇人として政府の表彰を受け、「文学芸術総同盟」中央委員となり、「申不出漫談研究所(どういった場所なのかは不明)」を設立するなるなど人気を得てゆく。

しかし彼は政府によってネタが検閲される事に反発し、今度は政府の機嫌を損なうようなネタを始め、1960年代後半についに政治犯収容所に収容され、重労働に従事させられる。

1976年頃に栄養失調で死亡したという証言があるのみで、最期についての詳細は不明。

北朝鮮政府の公式発表では1969年に脳出血で死亡した事になっている。

脱北者キム・ヨンスンの証言によると、晩年の申不出は、病魔と栄養失調に苦しみながらも、他の囚人を笑わせて楽しませていたとのこと。

 

金正日は彼のファンだったようで、収容後、彼の漫談を収録した本が北朝鮮政府により発刊されている。ちなみに彼が表舞台から姿を消したのは、収容されたためであるとの事実は、北朝鮮国内ではあまり公には知られていなかった。

・彼と同様に1960年代に国に干された他のクリエーター達は、その多くが復権し、再活動を許可されている。

東条英機ムッソリーニヒムラーの三人が登場する「三匹のハゼ」という、日本統治時代に作ったネタが最も有名らしい。

・レッドチャップリンという戯曲が発表された。夢の中で、検閲されず活動できる国を探すチャップリン朝鮮半島で申に会うという内容。

 

 

初めて合法lsdをした時の思い出

17歳の時、本屋で偶然、晋遊舎が刊行していた「ip!」という雑誌を手に取った。

画像のexif情報の改ざんや、ワイヤーシャークの使い方などの記事を読んでいると、ネットで薬物を購入する方法の解説が目に飛び込んできた。

記載の方法で、薬物売買プラットフォームにアクセスしたところ、合法lsdの注文を受け付けている人を発見。

小学生の頃「lsdで酩酊したスティージョブズが夜道を散歩していると、麦畑の稲穂が、夜風にさざめいてバッハを奏でた」という話を彼の伝記で読んで以来、ずっとlsdをやってみたかった。調べたところlsdは合法品も違法品も効き目にそう違いはないとの事で、なけなしのバイト代で注文。トリップ一回分の量で五千円だった。一週間後、普通の封筒に入って、それが届いた。発送元住所は都心の高級マンションだった。

開封し、パケから紙片を取り出し、100マイクログラムのそれを舌の下に設置。

オールザッツ漫才を見ながら待機。四十分ほど経過した。ダイアンの漫才が始まったあたりで、違和感が始まった。

ダイアンの二人の発声のテンポがどんどんずれていくのだ。声も急にでかくなったり小さくなったりで変だった。

「ダイアンってこんなに漫才下手だっけ?」と思っていると、視界が徐々にエンボス加工され始める。

おもむろに天井を見ると「飛蚊症の時に見えるやつ」が大量に降り注いできて、効果が始まった事に気付いた。

ネットで中国軍のパレードの映像を見始めた。日焼けした大量の男が神妙な面持ちで全員同じ服を着て歩調をそろえて銃を持って行進しているのが面白くて爆笑する。兵役を下卑たものとして蔑んでいたヒッピーは、この感覚を体験していたのかもしれないと思った。

AVを見てみる。男優に激しく突かれているAV女優を見ていると、快感に歪む顔が泣き顔に、喘ぎ声が泣き声に感じられて、少しバッドトリップに入りそうになる。

そのためトリップ中は、女優が責められるものでなく、女優が責めてくるものを見る方が賢いかもしれないと思い、阿倍野みく の早漏改善教室!みたいなタイトルのAVを視聴開始。

一秒ごとに、阿倍野みく の顔がめまぐるしく別人の顔に変化する。しかし変化するそのいくつもの顔はいずれも絶世の美人だった。ちんこが鉄になった感覚だった。ちんこの感度が普段の五倍ほどになっていた。阿倍野みく の淫語の一つ一つがイヤホンを経由し、液体となって、乾いたスポンジ(私の脳のことです)に染み込み、それが脊柱を高速で落下して、私の金玉と前立腺に激突する感覚だった。

相対性理論ケルベロスを聴いてみると、ベースの音が、阿倍野みく の声と同様、金玉と前立腺に激突した。

たちまちオナニーに熱中し、四発射精した。そのうち二発は、真白希実の おしゃぶり予備校 によるものだった。体感時間では「ダイアンってこんなに漫才下手だっけ?」からまだ十分しか経っていないが、時計を見てみると、舌の下に合法lsdを設置してから既に五時間が経っていた。

私は一度も催眠状態になれた経験がないが、トリップ中の今なら可能だろうと考え、エロ催眠音声を聴く事にした。しかし、イヤホンの細かいノイズが爆音のように聴こえてしまう症状が発生したため断念。

エロ漫画でシコろうとしたが、絵がぐにゃぐにゃして、全く興奮できず断念。

マフィアに顔の皮膚を剥がれたメキシコ人の画像を見てみた。露出した肉の上をウジ虫がうごめいていた。特に怖いとか不快だとか思わなかったが、バッドトリップに繋がる事もあるのでトリップ中にグロ画像を見てはいけない。

 

よく誤解されるが、幻覚剤は「五感すべて」+「感情」に作用するものであり、視覚にのみ作用するものではない。幻覚の「覚」は感覚の「覚」であり、視覚の「覚」ではない。

味覚にも変化がある。トリップ中に刺身を食ったところ、血の味が強すぎてとても食えたものではなかった。椀に持った米は、一粒一粒がウジ虫に見えた。水道水を飲むと、カルキの味が強すぎて飲み込めなかった。しかしトリップ後に食う飯は、いつ食う飯よりも美味いもので、脳が十時間ほどのトリップでフル稼働する訳だから、しょっぱいものが嬉しい。

 

庭に出ると、近隣の全ての建物が、紙のようにペラペラで、飛び出す絵本のようだったので爆笑した。上を見ると、いわし雲が、虹色のでかい鳥のようなものになって羽ばたいていた。

一服していたら、煙草の先端から出る煙が、一瞬 静止し、虹色のモザイクになった。私の横にある木の、木目は、全て正方形になり、全てひし形になりを繰り返していた。ちなみに私はトリップ中、遠くにある木や土はとても美しく見えるのだが、自分の近くにある木と土は最悪の汚物に見える。

部屋に戻り詰将棋の問題集を開くと、局面が勝手にコロコロ変わるので、解けなかった。

クエチアピン錠を60mg飲んでみると、音楽の聴こえ方が少し変わった。アッパーな曲よりもダウナーな曲の方が顕著だった。私が、トリップ中に聴く事をおすすめする曲は、中川かのん の「らぶこーる」と、1200 microgramsの「LSD」だ。

昔のwindows media player には、音楽に合わせて模様がびゅんびゅん動く機能が搭載されていた。トリップ中に音楽を聴きながら目を閉じると、あれが瞼の裏にある。

 

私は二十歳の時にデカいバッドトリップを二回連続で経験し、合法lsdをキッパリやめた。やめるに際しての障壁は皆無で、依存は全くなかった。今は基本的にドラッグのたぐいはやっていない。草は体が重くなって口の中が乾くのが少し苦手なので、無料で頂ける時しかやらない。

 

合法lsdを大量にやっていた訳だが、後遺症は特にない。フラッシュバックもない。

毎週のようにトリップしていた頃は、疲れている時に目を閉じると、まぶたの裏で虹色の模様がきらめいたり、暗い部屋で目を開けていると大量のゴキブリが視界全体でかさかさしていたり、眠りから中途覚醒して目を開くと、寝室の暗闇の中を、七三分けで眼鏡をかけたバブル期のサラリーマンの日本人の生首とか、茶色の正六面体とか、緑色に発光する分厚い本とかが飛行しているという事が多々あった。別にそんなに怖くなかった。トリップをやめて一年経ったらそれらの症状はなくなった。

 

実はlsdや合法lsdは、相当な量を摂取しないと「はっきりとした幻視」は見えない。ちょっと摂取したくらいでは、部屋に現れたピンク色の象と会話をする、なんて事はできない。私の友達は、普通の人間が一度にやる量の三倍を摂取する事で、はじめて、煙を吐くディズニー作画の毛虫や、麻原彰晃などの「はっきりとした幻視」が部屋に現れたらしい。私はびびりなので「はっきりとした幻視」を見るためのチャレンジはせず、毎回用法用量を守る。

自分もトリップしたい!という人は、実際に遊ぶ前に、ネットの体験談を見漁って、トリップに際しての注意事項に目を通そう。そうでないと私の友達のように、初トリップ中にパニックになって家の周りをはだしで何時間も走り回ってカカトを骨折するハメになる(その友達はその後すぐにコツをつかんで上手にトリップするようになった)。

トリップ中は精神がかなり敏感になるので、メンヘラは合法lsdをやらない方がいい。幻覚剤は精神病治療に使えるが、それはあくまでも医者の監督下での話だ。

 

ちなみに体質によって効き目は全く変わる。私は普通の人が一度にやる量の半分でもめちゃくちゃトリップできるのだが、それと同じ量を摂取した私の友達は、何の効果も感じられなかったそうだ。

 

人によっては、トリップ中にシコるとバッドトリップに入る。シコりたい人は、警戒してシコろう。

 

幻覚剤は、ハマる人とハマらない人がいる(なんでもそうだが)。ジョンcリリーやラム・ダス(心理学者)のように、幻覚や変性意識の研究に生涯を捧げる人もいれば、私のように二回バッドに入ってきっぱりやめる人もいる。皆、一回くらいやればいいと思う。

細川流左玉 実戦次の一手集

本記事では、gps将棋に、私が遭遇した局面の最善手を解析させたものを問題として提示する。

もともと自分用に作った問題集なのでそこまで深くは探索させていない。

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Redditのジョーク投稿スレにアップして滑ったジョーク

 

スレタイ:A family is celebrating their Down Syndrome son on his 6th birthday.

本文:His father"6th birthday!It's amazing!we have to tell the medical world what my son's 6th birthday!"

I asked"Why is that?"

His father"Cuz I heard that the average lifespan of a person with Down syndrome is less than 0 years"
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スレタイ:A Japanese man went to the Geiger counter shop in US.

本文:Japanese man"Hey clerk,This Shop's Geiger counters are broken"

Clerk"What?"

Japanese man"All Geiger counters are showing lower readings than the ones that made in Japan"

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スレタイ:The US veteran and the Japanese veteran are arguing what which army was the better in WW2 than the opponent's one.

本文:US"By the way,Let's talk about quality of combat rations."

JP"What?"

US"In Imphal,our corps was eating so much ice-cream."
JP"..."

US"In Imphal,our corps was drinking so much coca-cola."
JP"..."

US"In Imphal,our corps was eating so much meat."
JP"In Imphal,our corps was eating so much meat too!"
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